カーオーディオ界・10大ニュース! 2016年を振り返る! ブーム、トレンド、そして愛好家をワクワクさせた新製品とは? | CAR CARE PLUS

カーオーディオ界・10大ニュース! 2016年を振り返る! ブーム、トレンド、そして愛好家をワクワクさせた新製品とは?

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9月に開催された、「ハイエンドカーオーディオコンテスト」の様子。
  • 9月に開催された、「ハイエンドカーオーディオコンテスト」の様子。
  • アルパイン・Xシリーズ。
  • カロッツェリア・サイバーナビ。
  • RSオーディオ『RS Master T Mono』。
2016年も残りあとわずか。今年もいろいろなニュースが世間を賑わせたが、カーオーディオ界ではどんなことが起きただろうか…。それらを振り返るべく、編集部の独断で、「カーオーディオ界・10大ニュース」を選定した。その詳細を、今週と来週の2回にわたりお届けする。

今週はまず、第10位から第6位までを発表する。ブーム、トレンド、そして注目を集めた新製品の特徴を分析しながら、2016年のカーオーディオ界を一気に総括してみたい。


■第10位「DAPがカーオーディオのソースユニットとしてますます浸透!」

2016年になってますます、“ハイレゾ音源”に対応したデジタル・オーディオ・プレーヤー(DAP)の使用率が高まった。これをカーオーディオのソースユニットとして使うユーザーが一気に増えてきたのだ。iPodもDAPの1種であるので、それに関してはもう10年ほど前からカーオーディオのソースユニットとして定番化しているが、ここにきて、それ以外のDAPの普及が加速したのだ。

その理由は言うまでもなく、“ハイレゾ音源”が一般化しつつあるからだ。カーオーディオにおいても、いよいよ本格的な“ハイレゾ音源”時代に突入しつつある。

カーオーディオのシステム・スタイルは時代とともに移り変わってきたが、2017年はさらに、“ソースユニット=DAP”という形のスタンダード化が進んでいくことだろう。まだ“ハイレゾ音源”を聴ける環境を整えていない、というのなら、2017年はそれに着手してみてはいかがだろうか。


■第9位「サウンド・コンペに新たな潮流!」

サウンドコンペの在り方が、ここに来て変化の兆しを見せている。2016年は、その新たな方向性が固まりつつある年となった、と言っていい。

まずはこれまでの歴史を簡単に振り返ってみたい。90年代後半には『IASCA(アイアスカ)』や音圧競技がブームとなるも、2000年代に入るころにそれらは一旦終結する。その後はドレスアップコンテストと融合したスタイルを特徴とする、全国を転戦するシリーズイベント『ACG』が人気を博す。

そしてそれとは別に、音質のみがジャッジされるサウンドコンペも、全国各地で独自に開催され、それぞれが恒例化していった。なお、そうしたサウンドコンペの中心的な存在を担ったのは、『パイオニアカーサウンドコンテスト』だった。しかしこれが2014年の第18回大会を最後に休止となり、1つの時代が終わりを告げた…。

しかしながらここにきて、新たなサウンドコンペも根付き始めている。注目株は、今年の開催で第4回目を数えた『ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト』と、第2回が開催された『ハイエンドカーオーディオコンテスト』、この2つだ。これらが今や、サウンドコンペの中心的な存在となっている。

また、2013年からスタートしている、世界基準のカーオーディオコンペティション、『EMMA』と『IASCA』も定着してきた。ルールがより明確化しているコンペに魅力を感じる層に、さらに深く浸透しつつある。

2017年も、これらを軸に、サウンドコンペティターのバトルが展開されそうだ。サウンドコンペのますますの盛り上がりにも期待したい。


■第8位「アルパインからニュースピーカー『X』シリーズ、登場!

アルパインから久々に、スピーカーの新製品が登場し、カーオーディオ愛好家の間で大きな話題を集めた。その新製品の名は『X』(エックス)。大画面ナビの代名詞、『ビッグX』を擁する同社が、そのナビと同じ名前を付けてきたあたりに、並々ならぬ意気込みが感じられたのだが、中身を見ればそれも納得。なかなかに新機軸な、意欲作だったのだ。

特徴的なのは、18cmミッドウーファーや、7×10インチミッドウーファーも用意されていること。大口径化を図ることで、クリアで緻密な音をよりパワフルに再現可能となってる。

そしてもう1点、車種専用3ウェイモデルが用意されていることも注目点だ。『ビッグX』シリーズにおいてきめ細かい車種専用対応を展開している同社らしく、新スピーカーシリーズにおいても、車種ごとへの専用あつらえ品もしっかりと用意した。各所が対応車種に合わせて最適化された取り付けキットが同梱されているので、各スピーカーを純正位置にスマートにインストールできる。さらには3ウェイとすることで、音質性能にも磨きがかけられている。ワイドレンジで迫力あるサウンドを再現可能だ。

同シリーズの登場により、国産のエントリーグレードスピーカー市場がさらに活性化された。手頃な実力機を探している人にとって、大きな朗報となった。


■第7位「カロッツェリア『サイバーナビ』が、5年振りのフルモデルチェンジを敢行!

人気のハイグレードナビ、カロッツェリアの『サイバーナビ』が、5年振りとなるフルモデルチェンジが果たされて新登場したことも、2016年の10大ニュースの1つである。

2016年の『サイバーナビ』の特筆すべき特長は、「マルチドライブアシストユニット」によるドライブサポート機能の充実と、10V型車種専用モデルがラインナップされたこと、以上の2点なのだが、併せて基本性能がさらに高められていることにも驚かされた。

特に、『サイバーナビ』ならではのストロングポイントである自車位置精度の高さが、さらに向上していることには衝撃を受けた。自車位置精度の演算のみに使用する専用チップを積んだ専用システム「レグルス」が搭載され、これが、新たに開発された「6軸3Dハイブリッドセンサー」等から得られる膨大で緻密な情報を、高度に演算処理する。結果、驚異的な自車位置精度が実現されている。

なお、このフルモデルチェンジにより、音質性能もぐっと向上している。基板設計等々、根本的な部分にも改良が施され、“サイバーナビ史上最高の音”が実現されている。

『サイバーナビ』ファンを驚かせ喜ばせた、2016年のフルモデルチェンジ。来年はどんな進化を遂げるのか、そこのところにも注目したい。


■第6位「スーパーハイエンド製品が続々と日本上陸」!

“ハイエンド”を超える“スーパーハイエンド”な製品が日本に紹介されて数年が経過しているが、今年ほど次々に新作が発表された年もなかったのではないだろうか。

まず春先に、ドイツの人気ブランド「グラウンドゼロ」から、『Reference』シリーズの上位4機種が発売された。価格は、『GZPA Reference 2 SYM/4 SYM』(2chモデル/4chモデル)がともに税抜価格で51万円、そして『GZPA Reference 2 PURE/4 PURE』(2chモデル/4chモデル)がともに税抜価格、72万円。

そしてそれとほぼ同時期に日本上陸を果たしたのが、アメリカの新鋭、「ダモーレエンジニアリング」の『A1500.2』(2chモデル)だ。こちらの税抜価格はなんと、90万円。

さらにその後にはイギリスの「オーディオウェーブ」から、『Aspire Pro シリーズ』の日本限定モデルが登場した。こちらはベーシックモデルの『Aspire Pro JDP』(2chモデル)で、税抜65万円となっている。

続いてはドイツの「RS Audio」からも、注目のパワーアンプがリリースされた。モノラルアンプ『RS Master T Mono』がそれだ。こちらは税抜35万円。

秋には、スロヴェニアのスーパーハイエンドブランド「ZRスピーカーラボ」から、“ハイエンドの入り口”に位置するスピーカー、『ZR Entry Line』シリーズも発表されている。こちらは2ウェイのセットで税別38万8000円である。

2017年も、魅力的な“スーパーハイエンド”製品が日本上陸を果たすことだろう。それに伴い、全国各地で試聴会も盛んに開催されるはずである。試聴会に参加するのは無料だ。滅多に聴けない最高峰のサウンドを耳にできる絶好の機会なので、それがお近くで開催されるという情報を掴んだら、ぜひぜひそれに参加してみよう。人生の貴重な経験となることは間違いない。
《太田祥三》

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