【カーオーディオ・インストール雑学】パート6「トゥイーターの取り付け方」#05 “角度”について | CAR CARE PLUS

【カーオーディオ・インストール雑学】パート6「トゥイーターの取り付け方」#05 “角度”について

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トゥイーターの取り付け例。製作/ヴァイブス(石川県)。
  • トゥイーターの取り付け例。製作/ヴァイブス(石川県)。
ユニットの取り付け方の良し悪しで、カーオーディオの音の良し悪しはガラリと変わってくる。当コーナーでは、どういう取り付け方をすると音が良くなるのかを、多角的に検証している。現在は、トゥイーターの取り付け方に関するあれこれを解説している。

さて、前回までは“取り付ける場所”について考察してきたが、トゥイーターを取り付ける際にはもう1つ、頭を悩ませるべき重要な項目がある。それが、“角度”だ。

“角度”については実は、いろいろな考え方が存在している。方法は主に3つある。1・運転席のリスナーに正対させる方法、2・運転席と助手席の間に向ける方法、3・ミッドウーファーと角度を揃える方法、以上だ。

それぞれに特徴がある。1では、トゥイーターから発せられる音エネルギーをロスなく聴くことができる。しかし、運転席のリスナーにはベストでも、助手席の乗員にはベストではない。さらには、ミッドウーファーから発せられる音と、エネルギーの伝わり方の差が大きくなるので、その点においてのサウンド・コントロールが難しくなる。

2では、ドライバーに対しても助手席の乗員に対しても、左右のトゥイーターの仰角に大きな差が出にくいことが最大のメリットだ。さらに角度が少々オフセットされることで、高域のエネルギーがやや減衰するので、ミッドウーファーとのエネルギーバランスも、比較的に取りやすくなる。

3は、ミッドウーファーの角度と合わせられることが最大のメリットだ。その意味では、トゥイーターとミッドウーファーのバランスが取りやすくなる。ただし、トゥイーターから発せられる音エネルギーのロスが大きいことはデメリットだ。

なお、どの角度に落ち着かせるべきかは、トゥイーターのタイプによっても異なってくる。指向性が強いタイプ、音を放射状に発するタイプなどなど、それぞれの特徴も鑑みて、都度、ベストな“角度”が模索される。

また、“角度”が変わるとサウンドチューニングのやり方も変わってくる。そして、どのような“角度”を選んだとしても、チューニングを誤ったら元も子もない。“場所”と“角度”のベストを探りながら、プラス、適切なチューニングが行われて初めて、グッドサウンドが得られる、というわけなのだ。

ちなみに、トゥイーターをダッシュボード上にポンと載せるようにして取り付けた場合は、取り付けた後からでも角度の調節が可能だ。もしも取り付け場所として「オンダッシュ」を選んだのなら、是非ともあれこれと“角度”を変えて、サウンドの変化を体感してみよう。

さて、トゥイーターの取り付けに関する解説は、当記事を持って一旦終了とさせていただく。次週からは新たな章へと突入する。次回の当コーナーもお楽しみに。
《太田祥三》

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