【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 03「DSP編」#04 「タイプ解説その3」 | CAR CARE PLUS

【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 03「DSP編」#04 「タイプ解説その3」

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カーオーディオライフをより楽しんでいただくために、ユニット選びの極意を解説している当コーナー。現在は、「DSP」について多角的に検証している。今週はその4回目として、「パワーアンプを内蔵しているタイプ」のチェックポイントを考察していく。

最初に軽くおさらいを。ここまででお伝えしてきたとおり、「DSP」は以下の3タイプに分類できる。

1・メインユニットに内蔵されているタイプ
2・パワーアンプを内蔵しているタイプ
3・単体DSP

さて、「パワーアンプを内蔵しているタイプ」を選ぶ際のチェックポイントを、1つ1つ見ていこう。

まずは、予算と大きさ、からチェックしよう。そして、取り付けを想定している場所のクリアランスも要確認。その場所に収まるものがとりあえずの候補となる。この時、本体サイズのみならず、配線が出っ張らないか等も確認しておこう。

ただし、想定している場所に入らないモデルでも、その他の要素で気に入れば、候補として再昇格する可能性はある。この段階ではまだ、絞り込まなくてもいいのではないだろうか。

次にチェックすべきはch数だ。今後、どこまでのシステムを視野に入れるか、そこのところはシビアに見極めるべきだ。フロント2ウェイ+サブウーファー、というミニマムなシステムを想定し、それ以上に発展させることはないというならば、3ch、もしくは4chモデルでオッケーだ。フロント3ウェイ+サブウーファー×2発をマルチ駆動しようとするならば、計8chが必要となる。

さらには、サブウーファー用のchが存在しているか否かも確認しておきたい。パワフルに低音を鳴らしたいと思うなら、サブウーファー専用chがあったほうが良いだろう。

そして最後にチェックすべきは音色傾向だ。できれば試聴をして決めたいところだ。ただし、試聴機が用意されているケースは多くはない…。あればラッキーだが、なければお店の話と、ブランドイメージ(そのブランドの他製品の音が聴けるとベターだ)で判断しつつ、一応、ユーザーの装着例も訊ねてみよう。ちょくちょくお店に顔を出すタイプの方が気になるモデルを付けているというのであれば、上手くいけば試聴させてもらえるタイミングに出会えるかもしれない。

今週はここまでだ。次週はいよいよ、「単体DSP」についての考察に入っていく。「DSP」の導入を視野に入れているならば、次回の当コーナーを、お読み逃しなきように。
《太田祥三》

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