三井不動産リアルティとエスキュービズムは、11月1日から「三井のリパーク」の遊休地貸し出し仲介サービス「toppi !(トッピ!)」をスタートさせる。駐車場予約・決済システムはエスキュービズムの「eCoPA」を使う。両社は10月18日、東京・六本木で会見を開き、三井不動産リアルティから片岡純市リパーク事業本部長、吉田儒央同事業推進部長、エスキュービズムから薮崎敬祐社長、武下真典取締役が登壇。駐車場業界の最新動向、最先端技術を活用した次世代駐車場ビジネスの可能性などを伝えた。toppi ! は、住宅や店舗などで空いている駐車スペースの貸し出しを仲介するサービス。駐車スペースを保有するオーナーは、遊休地に初期投資をかけずに駐車(車室)を登録。駐車場利用者は、toppi ! ホームページ・アプリから希望の車室を予約し、利用料金をクレジットカードで事前に決済することで1日単位で利用できる。toppi ! を支える予約・決済システム eCoPA は、スマホで駐車場の空き状況確認・予約・決済ができる法人向けIoTソリューション。クラウド上で稼働し、フラップ板や精算機が不要などから、初期投資を省きながら駐車場運営が行える。また、新たな登録された車室に加え、全国1万か所以上(約20万台)ある既存の「三井のリパーク」(時間貸し・月極駐車場)の一部を toppi ! に転用させ、都心や観光地などの好立地に予約駐車場の機会を増やしていく。展開エリアはまず首都圏(1都3県)から、11月1日のサービス開始以降、「順次エリアを拡大していく」(吉田事業推進部長)。