トヨタ自動車は、6月20日-24日にイタリア・ミラノで開催されたメディア向けイベントにて、新型クロスオーバー『C-HR』の欧州仕様車のインテリアデザインを披露した。インテリアのコンセプトは「センシュアル-テック」。ハイテクかつ高い機能性をファッショナブルで大人の色気を感じさせるスタイルに仕上げ、軽やかに広がるキャビンの中に、運転に集中できるドライバーズ空間を実現している。室内はタッチスクリーンパネルを独立させながら、ダッシュボードを低く設計することで、見通しの良さを確保。また、インストルメントパネルからドアトリムまでなめらかに繋がるソフトパッドやファッション性の高いオーナメント、ピアノブラックパネルをレイヤー状に構成し、シームレスで広がりのある空間を表現した。運転席はメーターを中心に、ディスプレイオーディオや操作パネルをドライバー方向に向けコンパクトに配置。運転中の視認や操作の負担を軽減し、運転に集中できるドライバーズ空間を実現した。さらにドライバーを囲むような非対称形状のコンソールにより、車両との一体感が感じられるような空間を演出している。なおC-HRは、欧州地域では2016年9月から事前受注を開始し、2016年末から販売を開始。また、順次世界各国・各地域での販売を計画している。
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