ますます話題沸騰中! Clarion『Full Digital Sound』の魅力に迫る! ユーザーカー&ショップデモカー・レビュー! | CAR CARE PLUS

ますます話題沸騰中! Clarion『Full Digital Sound』の魅力に迫る! ユーザーカー&ショップデモカー・レビュー!

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SUBARU・WRX S4 by クァンタム(茨城県)
  • SUBARU・WRX S4 by クァンタム(茨城県)
  • SUBARU・WRX S4 by クァンタム(茨城県)
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  • SUBARU・WRX S4 by クァンタム(茨城県)
  • SUBARU・WRX S4 by クァンタム(茨城県)のオーナー、松尾康平さん。
  • SUBARU・WRX S4 by クァンタム(茨城県)
  • TOYOTA・アクア by エモーション(福岡県)
  • TOYOTA・アクア by エモーション(福岡県)
革新のカーオーディオシステム、Clarion『Full Digital Sound』への注目度が、依然、衰えない。販売が開始され早4か月。当初の予想を上回るペースで、装着ユーザーが増加中だ。ここまでの人気を誇るその理由を探るべく、2つの有名プロショップを取材した。

伺ったのは、茨城県の実力店“クァンタム”と、福岡県の老舗“エモーション”。前者ではユーザーカーを、後者ではショップデモカーを取材した。それぞれの製作背景やコンセプト等を伺い、さらにはクルマのサウンドを聴いてきた。それらをリポートしながら、『Full Digital Sound』の人気の秘密をあぶり出していく。


■革新的でありかつ高性能であることに関心を抱き、音を聴いてそれが確信に変わり…。

まずは、“クァンタム”が製作した、松尾康平さん所有の「SUBARU・WRX S4」からご紹介していこう。

最初に、松尾さんが『Full Digital Sound』をチョイスした理由と、装着に至るまでの経緯からお伝えしていく。

松尾さんは音楽好きでもあるので、カーオーディオには以前から興味を持っていたという。次に新しいクルマを購入する際には、何らかオーディオを組もうとイメージしていて、そして遂にその時期が来た。今年の春、このクルマがめでたく納車され、早速松尾さんは、オーディオ搭載計画を練り始めた。

情報収集はネットで行ったという。そうする中で、クラリオンから『Full Digital Sound』が登場するというニュースを目にし、松尾さんはこれにいたく関心を抱く。心に引っかかった理由は2点ある。「革新のシステムであること」と、「リーズナブルにフルシステムを完成させられそうなこと」だった。

『Full Digital Sound』ならば、個性も斬新さも満点だ。さらに性能も良さそうで、かつ、ユニットの組み合わせパターンが限られるので、予算のメドも立ちやすい。知れば知るほど、『Full Digital Sound』のことが気になっていった。

そんな折、“クァンタム”で『Full Digital Sound』の試聴イベントが開催されるという情報をキャッチ。同店の前の道が通勤経路となっていて、ここがカーオーディオプロショップであることを知っていたという松尾さんは、まるで運命に引き寄せられるかのように、“クァンタム”の試聴会イベントに参加する。

松尾さんはそこでデモカーの音を聴き、関心が確信へと変わるのを感じた。音のクリアさ、聴きやすさに心が奪われ、そして、サウンドイメージが目の前に広がっていることにも驚かされたのだ。

しかし、その段階で購入を即決しなかった。一旦冷静になろう、そう松尾さんは考えた。見積もりだけを持ち帰り、数日様子をみて、自分の気持ちがどう動くかを確認した。結果、この良さに惹かれる気持ちに揺らぎは訪れなかった。松尾さんはこの導入を決心し、再び“クァンタム”を訪れた。

こうして、「WRX S4」には、以下のシステムが搭載されることと相成った。フルデジタルサウンドプロセッサー(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)『Z3』(税抜定価:12万5000円)+フルデジタルスピーカー『Z7』(2本1組、税抜価格:8万7000円)+フルデジタルサブウーファー『Z25W』(税抜価格:7万3000円)という顔ぶれだ。

なお、取り付けスタイルに関しては、予算も鑑みつつ、音にとって良いことは、できるだけ取り入れたいと考えた。どうせならばプロショップのバリューを最大限注入したいし、また、手をかけた感はむしろ出したい、とも考えた。というわけで、ドアのスピーカーは“アウターバッフル”という、スピーカーの取り付け面を内張りパネル面に出す方式でインストール。ツィーターも、サウンドステージを再現しやすいAピラーに埋め込むスタイルが選択されている。

さて、このようにして完成されている「WRX S4」のサウンドは、いかなるものなのか。興味津々で運転席に乗り込み、試聴させていただいた。

印象的だったのは、『Full Digital Sound』らしい、無駄のない研ぎ澄まされたサウンドでありながら、上質なアナログシステムで聴かれるような温かみををたたえていたこと。良さを十二分に発揮させながら、あくまでも正当派なHi-Fiサウンドに仕上げられていたのである。

そしてリアル感がすこぶる高いことにも唸らされた。一音一音が生々しく、サウンドステージの再現性もリアルそのもの。音源に収められている情報が、ロスすることなく引き出されているからこそだろう。『Full Digital Sound』の性能と、それを引き出すショップの技術が相乗している。聴き応えのある。ハイレベルな音に浸ることができた。

松尾さんも、この音には大満足しているとのことだ。ソニーのウォークマンをメインのソースユニットとして使用し、ハイレゾ音源も再生しながら、好みの音楽をたっぷりと楽しんでいる。『Full Digital Sound』を選んでよかったと日々実感しながら、このサウンドを満喫している、とのことだった。

『Full Digital Sound』は、革新のシステムであり、かつ十二分な実力も備えている。これに期待して、あてが外れることはない。それを松尾さんの「WRX S4」は証明してくれている。


■同価格のアナログシステムでは太刀打ちできないサウンドクオリティ…。

さてお次は、福岡県の“エモーション”が製作した『Full Digital Sound』搭載デモカー「TOYOTA・アクア」をご紹介していこう。

当車に積まれたシステムは以下のとおりだ。フルデジタルサウンドプロセッサー(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)『Z3』(税抜定価:12万5000円)+フルデジタルスピーカー『Z7』(2本1組、税抜価格:8万7000円)。フロント2ウェイで完結させた、ミニマムな『Full Digital Sound』システムが展開されている。

取り付けスタイルも現実仕様だ。ツィーターこそAピラーに埋め込んでいるものの、ドアのスピーカーは“インナーバッフル”(スピーカーを内張りパネル内に収めるスタイル)で装着している。ただし、ドア内部の“デッドニング”にはしっかり手をかけてある。予算は抑えつつも、スピーカーの性能を引き出すためにすべきことは外していないのだ。

このシステム&インストールスタイルで、「アクア」は何を目指したのかと言うと…。ズバリ「現実的なスタイルで『Full Digital Sound』を導入し、それでどこまでのサウンドを聴かせられるかをデモすること」である。ちなみに、このシステムを導入した場合の工賃込みの価格は、23万円から25万円くらいが想定されているとのことだ(ツィーターはAピラーに埋め込まず、ダッシュボード上に置いた方式を取った場合)。

ところで“エモーション”では、常日頃から、「DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)」の導入を、積極的にすすめている。緻密にチューニングできる環境を作ることが、良い音への近道だと考えているからだ。カーオーディオの“最初の一手”として「スピーカー交換」は有効ではあるものの、多くの場合、それよりも先に「DSP」を導入したほうが、良い音にいち早く近づけると考えているのである。

その観点に立つとき、『Full Digital Sound』は非常に高いコストパフォーマンスを発揮する。高性能な「DSP」により詳細なサウンドチューニングが可能となり、その上でスピーカーも上質なものに交換でき、さらに外部パワーアンプを導入したときに匹敵するパワー感が得られる。“デッドニング”までも含んで25万円程度ですべてを完結できるのだ。この価格でアナログシステムを組もうとしても、選べるスピーカーは限られる。ここまでの満足感はそうそう得られない…。

なお、『Full Digital Sound』が抜群のコストパフォーマンスを発揮できる、その性能的な裏付けを、“エモーション”代表の橋本さんにお訊きした。ポイントは以下の3点に集約される。1点目は「情報量の多さ」、2点目は、「ツヤ」、そして3点目が「音離れの良さ」である。結果、リアルに音場が再現でき、かつ、色気のある音色が楽しめ、抜群の立体感が再現できる、というのである。

実際のところはどうなのか、デモカーに乗り込み、音を確認させていただいた。

まさしく、おっしゃるとおりのサウンドが眼前に展開していた。スピーカーから音が出ている感じは皆無だ。これが「音離れが良い」という意味だろう。スピーカーの存在が消え、そのかわり、奥行き感の深いリアルなサウンドステージが目の前に広がっている。その上で、各楽器の位置関係が精密に再現されている。フォーカスににじみが一切ない。音像があくまでもシャープなのだ。

そして、音符の1つ1つに充実感がみなぎっている。芯があり、密度が濃いのだ。それでいて余韻もすこぶる美しい。このあたりが「ツヤ」なのだろう。

『Full Digital Sound』の能力の高さと、“エモーション”の取り付け&コントロール技術がシンクロし、価格を超えた音質が実現されていたのだ。

橋本さんは、『Full Digital Sound』の実力を高く評価し、かつ大きな期待も寄せている。これにより、カーオーディオを趣味とする人が増えていくのではないかと考えているのだ。『Full Digital Sound』ならば、良心的な価格で確かな価値を提供できる。カーオーディオに興味を抱く人の思いを裏切らない…。

『Full Digital Sound』が気になっていて、かつ“エモーション”にまで行くことが可能な地域に住んでいる方は、早めに店頭を訪れていただき、「アクア」の音を聴いてほしい。このクルマを一聴する価値は非常に大きい。『Full Digital Sound』の良さを、十二分にその耳で確認できるはずである。

取材を進めるたびに、『Full Digital Sound』のバリューを思い知る。この革新の新カーオーディオシステムは、近い将来、カーオーディオのメインストリームとなるポテンシャルすら秘めている…。そう思わずにはいられない。
《太田祥三》

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