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【ツールプラネット】OBD検査に用いる検査用スキャンツール3機種で型式認定

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【ツールプラネット】OBD検査に用いる検査用スキャンツール3機種で型式認定
  • 【ツールプラネット】OBD検査に用いる検査用スキャンツール3機種で型式認定
  • OBD検査の大まかな流れ

自動車整備機器の製造・販売を行う株式会社ツールプラネット(所在地:岐阜県岐阜市、代表:浅野一信)は、2024年10月から開始されるOBD検査に用いる検査用スキャンツールとして「TPM-5、TPM-7、NANO-BT」の3機種で型式認定を受けた。

OBD検査では、保安基準となるDTCを「特定DTC」としてあらかじめ自動車技術総合機構のサーバーに蓄積し、自動車からDTCをスキャンツールを通して読み取ることで「特定DTC」に適合するかの確認を行うため、検査には「検査用スキャンツール」を使う事が必須となる。

一方で検査用スキャンツールには、検査のみのツールや整備用も兼用できるものをはじめ、車両受付も行えるPCも一体になっているものなど様々なタイプがあり、検査を行う整備工場は自社の検査体制に合ったものを選ぶべきである。

株式会社ツールプラネットが現在(2023年10月時点)提供する検査用スキャンツール3機種はいずれも整備用と兼用できるタイプであり、別途「特定DTC照会アプリ」をインストールしたWindows OS搭載機器(インターネット接続が必要)とUSB接続することでOBD検査に対応する環境が整う。

同社によると、この3機種については検査前に点検・整備を行うための「OBD確認」を行う際の使用をイメージしており、使いやすさに定評がある同社の汎用診断機をそのまま使用できる点が最大の特徴である。なお同社では現在、検査用専用タイプのものも開発中であり近日中には型式認定を受ける予定だという。

【OBD検査の大まかな流れ】

※画像出典:第20回国際オートアフターマーケットEXPO2023_独立行政法人自動車技術総合機構セミナープログラム「自動車検査の現状と今後の取組み~OBD検査導入に向けた取り組みについて~」投影資料より引用


今年10月からはプレ運用も開始となり、いよいよ整備事業者のOBD検査に向けた準備の動きは、スピード感が上がってきている。来年10月にスムーズな対応ができるよう自社の運用体制を整える必要があるのではないだろうか。

《カーケアプラス編集部》

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